■活動報告
●花の咲いていない花見の会を終えて
3月26日、年度最後の行事「花見の会」が開催された。4回目となる今年度の担当は南西地区で、相談した結果、場所は伊勢志摩サミットがおこなわれた賢島に決まった。
昼食は、サミット記念館がまだオープンしていないことから、その近くにある「リゾートパークともやま観光ホテル」でとることにして、ホテルの方に鵜方駅までの送迎をお願いした。
午前中はホテル周辺を、観光ガイドの人をお願いして案内していただいている間、役員会をして、昼食後に屋外の良い所でシートを敷いて、交流会をするという計画だったのである。
さて、花見やハイキングといえば、天候が第一。晴れればそれだけで成功だ。しかし、なんと週間予報では早くからその日は天気が崩れる、との報道である。幹事としては、かなり頭を悩ますところだ。
果たして、天は味方してくれなかった! 朝から、予報通り雨がぽつぽつと落ちてきている。とても屋外での散策や交流会は無理である。
そこで、急遽、予定変更。ホテルにお願いをして、大広間を借り、午前中は会長の話から始まり観光ガイドをお願いしていた地元の方にこの周辺の地理などの説明や地元の特産物などを紹介してもらった。
そしてその後、RPの同士で結成している民謡のグループ「ぴよぴよ会」の演奏と歌声をみんなに聞いてもらった。昼食はレストランに移動して、これまた新鮮な刺身を初め、温かい味噌汁と大きな重箱に入った幕の内を楽しんだ。昼食後は、再び宴会場へもどり、隠し芸の続きである。辻本さんのギターをかかえての弾き語り、そして、加藤さんの珍しい蛇味線というのか三線(さんしん)というのか、沖縄の楽器を演奏してもらったのだった。その後、役員5名は別室へ行き、他の人たちにはその場でカラオケなどをして楽しんでいただいた。
雨というアクシデントに見舞われながら、参加のみなさんが笑顔になれた今回の花見の会。その第一の要因は「ともやま観光ホテル」に気持ち良く大広間を貸していただけたことだろう。寒い中、外での散策などとなれば、きっと不満も出てくるところ、温かい室内での行事となったことに、かえって喜んでもらえたようだった。
桜のつぼみはまだまだ固い、花見会となったが、ひょっとしたら天候は私たちに味方してくれたのかもしれないと、無事に花見の会が終了したことに胸をなでおろしている。
幹事 小川正次